リターゲティング広告、一度は目にしたことがあるのでは無いでしょうか。
もちろん消費者として、です。
一体どこで目にしたのかわからない?いえいえネットを日常的に使用されている方なら確実に見たことがあるでしょう。

こんな経験はありませんか?
例えば、ここ最近頭痛で悩まされているので、頭痛についてネットで検索をしました。
すると、頭痛薬の情報が出てきて、製造会社や効能に関しても調べました。
後日頭痛は治ったのですが、普段どおりネットを使用していると何かおかしい。
どうも先日調べた薬の広告がやたら出てくる…

これがリターゲティング広告です。
今回は頭痛薬にしましたが、他のものでも、なんとなく思い当たる節があるんじゃないでしょうか?
今回は、リターゲティング広告についてご紹介します。

リターゲティング広告とは

リターゲティング広告は、一度自分のサイトに訪問したユーザーに対して、再度アプローチをする広告のことです。

使用している広告(Google広告、Yahoo!プロモーション)が保有している広告枠に対して自動的に自社広告を配信してくれます。

ちなみにGoogleだとリマーケティング、Yahooだとサイトリターゲティングという名称になっています。
実際に設定をするときは名称の違いに気をつけてください。(自分は、名称の違いに惑わされていました)

サイトに訪問したユーザーは、ほとんどが離脱してしまいます。
その数はなんと9割にも登ります。(ウェブ担当者なら自社サイトで把握している数字かもしれません)
普段頑張ってSEOやらリスティングやらの施策を行って、どうにか集めたユーザーは無慈悲にもほとんど通り過ぎているのです。
しかし、このリターゲティング広告を使用することによって、一度離れてしまったユーザーの心をもう一度サイトに呼び戻すことができるのです!

リターゲティング広告の仕組み

夢のような広告のリターゲティング広告ですが、一体どういった仕組みで訪問ユーザーに広告を配信しているのでしょうか。
答えは「クッキー」です。
クッキーと言ってもお菓子のことではなく、ブラウザで配信される「cookie」のことです。

「cookie」ってなんだ?という方は、Web上の交通系ICカード(suicaとか)と考えてください。
ICカードでは乗降車駅やWebマネーの使用履歴など、個人の行く先々のデータが蓄積されていると思うのですが、正にそういった「ユーザーの特定」をしているのがcookieです。

サイトを訪問したユーザーには、一定期間「cookie」が付与されます。
「cookie」が付与されているかどうかで、訪問したことのあるユーザーかどうかの判断をしているのです。
ちなみに普段何気なく見ているアナリティクスの数値もこの「cookie」によって蓄積されたデータになります。

リターゲティング広告をするには

リターゲティング広告を行うには、サイトにリターゲティング用のタグを設置する必要があります。
弊社で実際に使用している設定を例にご紹介します。
基本的な設定となるので、特別な設定で行う場合でなければこちらの設定で問題ないかと思います。

オーディエンスリストの設定

まずはオーディエンスリストの設定を行いましょう。

オーディエンスマネージャー

「ツール」内の「オーディエンスマネージャー」をクリックしてください。

+ボタン

新規のオーディエンスを設定するには、「+」ボタンを押してください。

ウェブサイトを訪れたユーザー
ウェブサイトを訪れたユーザーをクリックしてください。
ここまで行くとオーディエンスの設定画面になるので、下記の設定を行ってください。

オーディエンス名 自由に設定してください。
後から見てわかりやすい名称をつけましょう。
リストのメンバー 「ページを訪問したユーザー」に設定してください。
訪問したページ 「いずれかのグループに一致する」に設定してください。
URL 「次を含む」にし、広告設定をしているLPのURLを入力してください。
オーディエンスの初期サイズ 「過去30日間のユーザーを含める」に設定してください。
ステータス 「オープン」に設定してください。
説明文 自由に設定してください。

ここまでの設定が完了したら、「オーディエンスの作成」ボタンをクリックしてください。
これで、オーディエンスリストの設定は完了です。

後は、通常の広告設定と同じくキャンペーンの設定を行ってください。

ユーザーの興味関心

リターゲティング設定

キャンペーンの設定で、オーディエンスの項目の設定を行ってください。
「ユーザーがお客様のビジネスを利用下方法」から「ウェブサイトを訪れたユーザー」「リターゲティング」を設定してください。
この設定が完了したら、後は通常のキャンペーンの設定を行ってください。

これで、リターゲティングを使用したキャンペーンの設定が完了です。

リターゲティング広告のメリット

リターゲティング広告は、離脱したユーザーを追いかけてくれる仕組みというのは、ご理解いただけたかと思います。
しかし、追いかけられるコトの何がメリットかイマイチわからないかもしれません。
リスティング広告とは、別にリターゲティング広告を行うメリットは下記になります。

  • 迅速なリーチ / タイムリーなターゲティング: 以前にお客様の商品やサービスを利用したことがあり、商品を購入する可能性の高いユーザーが他の場所を検索した際に、広告を表示できます。また、ユーザーが Google 検索でお客様の商品やサービスを積極的に探しているときに広告を表示して、アプローチすることができます。
  • 集中型広告: リマーケティング リストを作成し、特定の目的に合わせて宣伝することができます。たとえば、ショッピング カートに何かを追加したもののトランザクションを完了していないユーザーをターゲットに設定してリマーケティング リストを作成することが可能です。
  • 大規模なリーチ: リマーケティング リストを作成することで、200 万を超えるウェブサイトやモバイルアプリを利用しているユーザーに、端末を問わず効率的にアプローチできます。
  • 効率的な単価設定: 自動入札機能を使用して高い成果を見込めるリマーケティング キャンペーンを作成できます。広告が表示されるユーザーに合わせて入札単価をリアルタイムに調整することで、費用を最小限に抑えて広告オークションに勝ち残ることができます。Google のオークションを利用するために余分な費用がかかりません。
  • 広告の作成が容易: 広告テンプレートを使用して、テキスト広告、イメージ広告、動画広告を無料で作成できます。動的リマーケティング キャンペーンで広告テンプレートのレイアウトを使用すると、すべての商品やサービスで魅力的な広告を配信できます。
    キャンペーンの掲載結果データ: 広告が表示された場所や発生した費用など、キャンペーンの掲載結果をレポートで確認できます。

リマーケティングについて

見込度の低いユーザーを捕まえる

実際に検索を行う時に、同じような商品のどちらを購入するか迷うという人が多いと思います。
迷ったユーザーは、自社のサイトを訪問した後に再度訪問してくれるでしょうか。
確実性はかなり低いと思います。
なぜなら、見込度が高ければサイト訪問の時点でCVしているはずだからです。
CVに至らないが、興味をもっているユーザーへ再度アプローチすることに向いているのが、リターゲティング広告なのです。

まとめ

リターゲティング広告は、サイト訪問してくれたユーザーに再度広告表示ができる機能です。
広告主の方なら、キーワードの調整などに頭を捻っているかと思いますが、リターゲティング広告なら一度訪問したユーザーを自動的に追ってくれます。
設定しておくだけで、苦労していた再アプローチを自動で行ってくれるこれ以上ない機能でしょう。
広告に行き詰まってるという方は、ぜひリターゲティング広告を活用してみてください。

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