最近、SNSで話題の『remove.bg』はご存知ですか?
面倒な画像の切り抜きが1クリックででき、精度も高いと評判です。
猫や犬などの動物の毛や、人の髪の毛の切り抜きも問題ありません!

しかもフォトショップ(Photoshop)よりも素早く簡単な上に、無料!
オンラインでの利用なら登録やログインなしで瞬時に利用できます。

さらに、フォトショップのエクステンションにも追加できるので、ホームページ作成やデザイナーに、特におすすめのサービスです。

今回は、そんな『remove.bg』の使い方や無料・有料プランなどについて紹介します。

remove.bgとは

remove.bgのサイト
remove.bg

remove.bgは、1クリックで画像の切り抜きが行えるツールです。
AIが自動で対象を判断し、1クリック後、約5秒で切り抜きが完了します。
無料と有料のプランがありますが、どちらも切り抜いた画像は透過PNGとして保存できます。

最初の頃は「人物」「車」「プロダクト製品」の3種類のみの切り抜きが可能でしたが、2019年6月のアップデートで動物や植物などの細部が複雑なものまで対応できるようになりました。
特に切り抜きの難しい動物の毛や人の髪の毛も高い精度で切り抜かれるため、作業効率も上がります。

※実際の切り抜きの精度を検証してみましたので記事下部で確認ください。

こんな人におすすめ!

  • 切り抜きを瞬時に行いたい
  • フォトショップを持っていない
  • フォトショップでの切り抜きが苦手
  • フォトショップの作業を効率化したい
  • ホームページ作成・バナー作成のクオリティを上げたい

画像の切り抜きが簡単に行えるので、今まで切り抜きができなかった人や、効率化・クオリティの向上を目指すホームページ作成者、デザイナーにもおすすめです。

ただし、無料版には0.25メガピクセル以下(625×400px程度)の画像、月50枚までの制限があります。
Web以外の用途や大量の切り抜きが必要な場合には、有料版をおすすめします。
個人のブログやバナー作成の利用なら問題ないでしょう。

有料プランについて

現在の料金プランは3タイプに別れています。
remove.bgの料金表

Free Account(フリーアカウント)

無料のサービスです。
ブラウザー上でのオンラインサービスは、登録不要で、即時利用できます。

エクステンション、デスクトップアプリを利用する際は、簡単なアカウント登録が必要です。
アカウント登録することで、それぞれダウンロードが可能です。
無料版には0.25メガピクセル以下(625×400px程度)の画像、月50枚までの制限があります。

Subscription Plan(サブスクリプション)

1ヶ月または1年間の定額制支払いのサブスクリプションプランです。
このプランはエクステンション、デスクトップアプリ用の有料サービスです。

料金によって切り抜きできる画像の枚数(クレジット)が異なります。
1クレジット = 1画像(API及びアプリ経由で1/4クレジット)
また、未使用のクレジットは繰り越しが可能なのもポイントです。

月毎の支払いか年払いが選べ、年払いなら10%割引。
また、14日間の返金保証もついているので、なかなか良心的です。

Pay as you go(買い切り)

こちらもエクステンション、デスクトップアプリ用の有料サービスです。
クレジットの買い切りプランです。
クレジットは、購入後2年以内であればいつでも使用できます。

注意事項

最新の有料プランの料金に関しては、remove.bg 料金ページをご覧ください。

料金はドル表記です。
例えば『500 credits / month』プランは、9,500円前後です。(2019年8月末)
最新の為替レートはこちらの換算サイトを利用すると便利です。

remove.bgの使い方

まずは、ブラウザー上でのオンラインサービスの使い方を説明します。
使い方はいたって簡単!とってもシンプルです。

  1. サイトへアクセスし【Select a photo】をクリック
  2. 画像を選択
  3. 数秒で切り抜かれるので【Download】で保存

remove.bgの使い方
たったこれだけでOKです。

【Download】で保存する前に【Edit】で背景画像をつけたり、追加で透過したり、透過した部分をもとに戻したりできます。
ちょうどフォトショップのマスク機能と同じ感覚です。
remove.bgの編集

フォトショップ用エクステンション

普段からフォトショップで画像加工や切り抜きを行っている方には、エクステンションのダウンロードがおすすめです。

エクステンションは、プラグインやアドオンと同じように拡張機能の一つです。
フォトショップにはプラグイン追加機能もありますが、開発の言語や動作の違いで呼び方が違います。
追加の仕方や管理方法には違いはありません。

利用条件

エクステンションは無料、有料どちらでも使えますが、事前にアカウント登録が必要です。
アカウント登録することで、エクステンションを動作させるのに必要なAPIが取得できます。

<推奨されているバージョン>
Photoshop CC 2018(19.0)以降
Windows / Mac

インストール方法

remove.bgのエクステンション

アカウント登録

LOGINページへアクセスし【Sign up】をクリック。
Facebookにサインインまたは、メールアドレス・パスワードを登録します。

エクステンションのダウンロード

Photoshop Extensionページへアクセスし【Download for Free】をクリック。
そのままAdobeのエクステンションページに移動されるので【Free】からファイルをダウンロードします。
※この時、Adobeアカウントのサインインが必要になります
※エクステンションの詳細に関してはAdobe公式サイトをご確認ください

APIの取得

APIページへアクセスしAPIを取得。

利用方法

フォトショップの「ウィンドウ」→「 エクステンション」→「Remove Background」から利用できます。
※初回のみ、取得したAPI Keyの入力があります

一度に大量に切り抜くならデスクトップアプリ

デスクトップアプリを利用すれば、一度にまとめて複数の画像を切り抜くことも可能です。
アプリと表記していますが、実際はインストール型のフリーソフトです。

利用条件

デスクトップアプリは無料、有料どちらでも使えますが、事前にアカウント登録が必要です。
アカウント登録することで、デスクトップアプリを動作させるのに必要なAPIが取得できます。

<推奨されているOS>
Windows:Windows 7/8/10
Mac:macOS(10.10)以降
Linux:Ubuntu/Debian

インストール方法

remove.bgのフリーソフト

アカウント登録

LOGINページへアクセスし【Sign up】をクリック。
Facebookにサインインまたは、メールアドレス・パスワードを登録します。

デスクトップアプリのインストール

Windows / Mac / Linuxページしへアクセスし【Download for Free】からファイルをダウンロード&インストール。

APIの取得

APIページへアクセスしAPIを取得。

利用方法

remove.bgのAPI入力
初回のみ、取得したAPI Keyの入力があります。

remove.bgの複数選択
設定完了後すぐに使用できます。
複数の画像をドラッグ&ドロップし【Start】をクリックするだけです。

切り抜き画像の精度を確認

実際の切り抜き結果

実際の切り抜き画像の精度を検証してみましたので、参考にご覧ください。
細部が確認できるよう、背景色をつけています。

切り抜きサンプル_男の子
元画像の被写体と背景がきっぱり別れているため、問題なく切り抜けてます。
白くなりがちな髪の毛の周りもキレイに処理されています。

切り抜きサンプル_女性
女性はキレイに切り抜かれていますが、椅子の脚が省略されています。
脚と影の色が近いため、不自然な形に処理されています。
ですが、ここまでできているので、椅子の脚の手直し程度で済みます。

切り抜きサンプル_自転車
自転車もキレイに切り抜けています。面倒なスポークもほぼ完璧!
ちょっとだけ芝生が残っていたり、脚の影が欠けていたりしますが、実用レベルでしょう。

切り抜きサンプル_2匹の猫
猫が2匹いてもしっかりと被写体として認識されています。
黒猫の後ろの盛り上がりは、3匹目の猫と思われますが、流石に同化しています。
しっぽがまるっと消えていますが、違和感はありません。

切り抜きサンプル_蔦
複雑な形の蔦でもこんなにキレイに切り抜けています。
左上だけ欠けているのが謎ですね。

切り抜きサンプル_不可
こちらも蔦ですが、切り抜きはできませんでした。
背景の木目が強く、面積比も高いため、被写体が判断できなかったのかもしれません。

切り抜きがうまく行かない画像について

切り抜きはかなり高精度に行われますが、うまく行かないこともあります。
以下のような場合は写真を変えたり、フォトショップでの対応が必要です。

  • 何が被写体なのかわかりにくい
  • 被写体の境界線がはっきりしない、ボケている
  • 被写体と背景色が似た色合い

※無料版は0.25メガピクセル以下(625×400px程度)の画像、月50枚までの制限があります

まとめ

『remove.bg』は、面倒な画像の切り抜きが1クリックで行えるサービスです。
特に被写体がはっきりしているものであれば、無機物でも動物・植物でもかなり高精度に切り抜けます。

基本は無料で使え、Web用に素材を用意する分には使用機会は多いと言えますが、写真によっては少しだけ修正が必要な場合もあります。

画像をよく取り扱うホームページ作成者やデザイナーは、有料版やフォトショップのエクステンションの利用をすることで、かなりの効率化が望めます。

是非一度、試してみてはいかがでしょうか。

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