マーケティング初心者必見!
ボードゲームで楽しくマーケティングが体験できるサービスが、今、話題です!

ボードゲームですが、企業研修にも取り入れられ始めている本格的なマーケティング教材です。
ゲームで経営戦略が学べるため、セミナーや教本よりも遥かに実践に近い演習ができます。
そして何よりも、社員間で楽しくコミュニケーションが取れるのが魅力です。

ですが、企業研修ともなるとそれになりに費用が掛かります。

そこで今回、個人でも参加できるマーケティングタウンの体験会に参加してきました!
その様子を少しだけご紹介しますので、是非参考にご覧ください。

※体験会の内容は、企業研修とは設定やレベルが異なります。
また、個人による体験レポートのため、実際の内容と異なる場合があります。

マーケティングタウン(Marketing Town)とは

次世代の研修用ボードゲーム

マーケティングタウン盤面
冒頭でも紹介しましたが、マーケティングタウン(Marketing Town)はマーケティングが学べる研修用ボードゲームです。

株式会社NEXERA(ネクセラ)様が2019年2月よりサービスを開始し、様々な企業やイベントで利用されています。
用途は幅広く、企業研修をはじめ、インターンでの利用や採用ツールとしても使われています。
そのため、次世代のボードゲームと称されています。

ボードゲームの舞台は、名称の通り、仮想の小さな街です。
各プレイヤーが小売店の経営者となり、高い利益を目指すボードゲームです。
もちろん一番多く利益をあげたプレイヤーが勝者となりますが、ゲームの本来の目的はマーケティングの難しさや楽しさを体験するところにあります。

公式ではこのように謳われています。

ゲームを通じた疑似体験で、より実践に近い学習を提供し、個々がマーケティングを考える組織の土台を築きます。

Marketing Town
より引用

ちなみに現在、商品化はされていないため購入はできません。
個人的には、「何度もプレイしたいな」「購入したい、販売して欲しいな」と思っていましたが、研修にはプレイング以外の工程も含まれるため、安易な商品化は効果的ではないのかもしれません。

マーケティングタウンで学べること

マーケティングタウンをプレイすることで学べることは大きく3つあります。

マーケティング
ゲームの進行は、ターン毎に『市場調査』『出店』『広告』『仕入』『販売』『資金調達』のいずれかを選択して行動します。
もちろん行動には資金を伴い、出店場所や販売価格、広告の有無を考慮しなければ、他のプレイヤーよりうまく立ち回れません。
そのため、マーケティングの基本的な思考であるフレームワーク『4P分析』『3C分析』が無意識のうちに行われ、感覚的にマーケティングが理解できます。
財務
ゲーム進行の一つに、計算書類をプレイヤー自身で作成する作業が含まれます。
ゲーム用なので簡易的ですが、売上とランニングコストのバランスの大切さが身に沁みるリアリティがあります。
研修レベルによって『損益計算書』『貸借対照表』の書き方も学べるようです。
経営戦略
プレイングと財務のバランスを見ていくことで、自然と戦略が生まれていきます。
さらに他のプレイヤーの行動や状況も把握ができるので、ゲームの進行に併せて戦略を変えることも必要となります。
これらはゲームで勝つための戦略ですが、実際の経営戦略に近いものが実感できます。

上記はボードゲームをプレイすることで、感覚的に体験することになります。
また研修の一環として、ゲームの途中でマーケティングの講習もはさみます。

体験・知識・情報が結びついた深い学びが得られるため、マーケティング初心者から、現場で実践されている方でも多くのことが学べます。

イベントや企業への導入

2019年2月よりサービスを開始したばかりのマーケティングタウンですが、すでに様々なイベントや企業への導入が行われています。
有名なところでは、株式会社ヤプリ様やデジタルハリウッド大阪校様などが挙げられます。

また、今回のように体験会なども定期的に行っています。
私も気になり、体験会に参加したわけですが、新しい発見が多く普通に楽しんで来ました。

基本的には東京、大阪の開催が多いようですが、他の場所でも開催するようです。
確認は、オフィシャルサイトよりツイッターでの確認をおすすめします。
Marketing Town 【公式】ツイッター

体験会の様子

参加者のセグメント

今回私は、「Marketing Town 体験会 in 愛知」に参加してきました。

マーケティングタウンのイベントの多くは、東京、大阪の開催が中心です。
そのため、知名度は高いとは言えず、マーケッターよりもボードゲームに興味のある方が多く参加している印象でした。
私の周りには、個人事業主の他、バイヤー、システムエンジニア、公務員の方などがいました。

またマーケティングを学んでいる学生も多く見られました。
参加費が大人3,000円、学生1,000円というライトな料金設定なのも要因でしょう。

いずれにしても体験会ということもあり、マーケティング初心者や関心のある方が「楽しみながら学びたい」といった雰囲気のイベントでした。

ゲームの流れ・ルール

マーケティングタウンは、ターン制で一ヶ月に一度アクションを行うゲームです。
ターン毎に『市場調査』『出店』『広告』『仕入』『販売』『資金調達』のいずれかを選択して、入金・出金を繰り返していきます。
今回は、2年間(24ターン)の経営体験を行いました。
マーケティングタウン説明
まず研修の目的やマーケティングの事前学習、チュートリアルを行い、1年間(12ターン)の経営を行います。

その後、1年目の営業利益を計上したら一旦ゲームを中断し、主催者からマーケティングの講習が始まります。

その後、プレイヤー同士で振り返りを行いました。
慣れないルールに戸惑いながらも、それぞれ戦略を立て始め、資金に差が出始めたのがちょうどこのあたりだったので、戦略の仕切り直しに最適なタイミングでした。

マーケティングとゲームの理解を深めたら、2年目の経営をスタート。
1年目の反省を活かし、戦略をガラッと変えるプレイヤーや、収益のパターンを掴みルーチン化していくプレイヤーなど様々に分かれていきました。

瞬時に思考を切り替えて、戦略を変えられるのはボードゲームの良いところです。
無茶苦茶な経営も試せるので、シミュレーションとしてもかなり使えそうです。

ボードゲームということもあり、どのテーブルもワイワイ盛り上がっている様子でした。

ゲームをより楽しむポイント

ゲーミングルールの把握

私が最初に感じたことは「ちゃんとルールを理解していればもっとうまく経営できたはず」でした。
そのため、ミスも多く、無駄なターンを過ごしてしまうことも何度かありました。

前半はゲーム進行に慣れるのに手一杯で、およそ戦略と呼べるものがなかったと言えます。
その経験こそが、マーケティングの学びの一貫になるとも言えますが、個人的には限られたターンの中で色々試してみたかった部分でもあります。

なので、同じように感じてしまう可能性のある方は、事前にルールを確認しておきましょう。
ゲームで使用するシートもダウンロード可能です。
Marketing Town


マーケティングタウン財務シート

販売競合の魅力

マーケティングタウンの醍醐味の一つに、販売競合があります。
同じ商品を同じエリアで販売しようとした時に、プレイヤー同士の駆け引きが始まり、販売価格が決まります。
そして、販売価格が一番低いプレイヤーのみ商品販売が可能となります。
※販売価格には影響力という要素も絡んできますが詳細はゲームシートに掲載されています。

この駆け引きが始まると、緊張感が高まり、ゲームとしての面白さもアップします。
そして、やればやるほど価格競争のマイナス面を目の当たりにし、経営者として、また消費者として色々思う所があるはずです。

マーケティングとしてのリアリティ

1年目、2年目の期末には営業利益を計上します。
大抵のプレイヤーは、ここで初めて経費を意識することになります。

例えば、かなり売上を上げていても、固定費や商品の仕入れ値と販売価格のバランスによって、最終的な利益は大きく変わって来るのです。

この辺が、他のボードゲームに比べてかなりシビアな部分です。
ゲームに臨場感を感じた方も多いはずです。

プレイングに集中しすぎると、こういったマーケティング要素を忘れがちになるので、常に『4P分析』『3C分析』を意識しておくことがポイントです。
実際にゲームが始まると、目先の利益だけを追求して、ついつい忘れてしまいます。

ボードゲームとしての側面を理解しておくこと

一つだけリアリティに欠ける点として、やはりゲームとしての側面が挙げられます。
例えば、盤面が限られているため、顧客の属性(A~E)の割合が予想できてしまう点や、競合他社の動きが全て可視化できてしまうといったところです。

ゲームに慣れてしまい、攻略法ばかりに気を取られてしまうと、マーケティングを学ぶことが難しくなっていくことが予想されます。

最後に補足ですが、マーケティングタウンは、実店舗の出店、経理が主体になります。
つまりWebマーケティングではありません。
オンラインショップの経営も含まれていません。

あくまで店舗型のマーケティングの基礎になりますので、将来的に自分のお店を持ちたい方や経営者を目指す方に向いています。

まとめ

今回は次世代の研修用ボードゲームと称される、マーケティングタウン(Marketing Town)の体験会に参加してきました。
その名の通り、マーケティングや財務、経営戦略を疑似体験できました。

難易度は調整ができ、企業研修、インターン、採用ツールとして活用できるそうですが、体験会でも充分、有益性が感じられました。
ただ、ルールに慣れるまでに時間がかかるため、事前にルールの把握をしておくとより有意義な研修になったとも感じました。
リアルでも、ゲームでも、ルールを知っていることは戦略には必要不可欠ということですね!

また、ゲームではありますが、だからこそ様々なシミュレーションができるのも魅力です。
特に無謀な経営にチャレンジできる点は、大きな学びになると思います。

終身雇用が破綻し、老後の年金・生活費の不足が問題視され、パラレルワーカーなどが注目される今、個々がマーケティングを理解しておいて損はないでしょう。

もちろん、ゲームとしても楽しいものなので、興味のある方は、体験会に参加するのもよいかと思います。

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