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ドメイン名はSEO対策に影響しないが適当はダメ!

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2019/3追記

新しくWebサイトを立ち上げるときなどにドメイン名を考えますが、SEO対策に影響するかどうか気になる方もいるかと思います。
今回は、ドメインとはそもそも何か?というところから、SEO対策への影響についてご紹介します。

ドメインとは?

ドメインとは何?と聞かれると「インターネット上にあるWebサイトの住所のようなもの」とよく例えられます。
具体的には、WebサイトのURLである「http://www.example.com」の「example.com」の部分のことを言います。

住所と例えられるように、同じドメインは2つとありません。
つまり、既に使用されているドメインは使うことが出来ません。

ドメインの話をするとよく出てくるのが「IPアドレス」です。
IPアドレスは数字の羅列によってドメインと同じ役目をしますが、そのままだと分かりづらいので、ドメインとして表記されています。
ドメインとIPアドレスが紐付けられているので、私たちは、よりわかりやすい形で文字列として認識出来るのです。

これは豆知識的な内容なので、今回ご紹介する内容とはあまり関係ありませんが、知っておくと良いでしょう。

ドメインの種類

ドメインは一般的に下記の図のように分けることが出来ます。

ドメイン名の構成

それぞれ、右から「トップレベルドメイン」「第二レベルドメイン」「第三レベルドメイン」「第四レベルドメイン」と呼びます。

※「第四レベルドメイン」は名称としてそう呼ばれていますが、実際には「ホスト名」と呼ばれます。

その上で、ドメインにはいくつか種類があるので、それぞれについて紹介します。

ジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)

ドメインの末尾にあたる「.com」の部分はgTLDといって、ドメインの分野を表しています。
分野別トップレベルドメインと呼ばれることも多いです。

「.com」を含め下記のようなものがあり、それぞれに意味があります。
代表的なものを5つ紹介します。

gTLDの種類 gTLDの意味
.com(コム) 商業・商用を意味する「commerical」を語源としています。
企業や商用のサービスを意味するものとして使用されます。
.net(ネット) ネットワークを意味します。「.com」に次いでよく利用されます。
.org(オルグ) 組織を意味する「organization」を語源としています。
組織自体の定義はされていないので、個人でももちろん利用出来ます。
.info(インフォ) 情報を意味する「information」を語源としています。
.biz(ビズ) 事業や企業を意味する「business」を語源としています。

それぞれに意味があるものの、使用に際して特に制限がなく誰でも利用出来ます。
比較的汎用性が高いので、こだわりがなければどれを使っても問題ありません。

国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)

国別に定義されたトップレベルドメインのことを指します。
ccTLDの「cc」は「country code」の略になります。

日本の場合は「.jp」が該当します。
「汎用JPドメイン」と呼ばれ、日本に住所があれば登録が可能です。

アメリカの場合は「.us」になりますが、実際にはあまり使われていないようです。

属性型JPドメイン

「.co.jp」などが該当します。
属性型JPドメインは「ne.jp」を除き、1つの組織で1つしか取得出来ない決まりがあります。
個人では属性型JPドメインの取得は出来ません。

「co.jp」を含め下記のようなものがあり、それぞれに意味があります。

属性型JPドメインの種類 属性型JPドメインの意味
co.jp 日本に登記がある会社や企業を意味します。
株式会社や有限会社が該当します。
ne.jp ネットワークを意味します。特にそれ以上の意味は無いようです。
or.jp 財団法人や医療法人、社団法人や農業協同組合を意味します。
ac.jp 大学、職業訓練校、学校法人などの教育機関を意味します。
教育機関であればどこでも取得出来るわけではなく、学校教育法などの規定によって登録出来る学校が決まっています。
go.jp 日本の政府機関を意味します。
内閣府や法務省、厚生労働省などのWebサイトはこちらを使用しています。

ドメイン名とSEOの関係

ここまでで、ドメインの種類をしてきましたが「http://example.co.jp」の「example」の部分は任意のものを決めることが出来ます。

任意のものを決められるとなるとSEO対策への影響について気になるところです。
いくつかの視点から、SEO対策への影響についてご紹介します。

トップレベルドメイン(TLD)によるSEOの効果は存在しない

トップレベルドメイン(TLD)によってSEOへの影響が無いことは、Googleが公式に発表しています。
少し古い内容にはなりますが、こちらになります。

新しいトップレベル ドメイン(gTLD)に対する Google での取り扱いについて

ドメイン名にはキーワードを入れたほうが良い?

以前に日本語ドメイン(「日本語.com」のようなドメイン)はSEOに効果があるとされていましたが、現在はSEOへの影響は無いようです。
また、日本語ドメインでなくても、アルファベットでキーワードを含めることもあまり意味は無いようです。

ただし、一番最初に書いたとおり、ドメイン名は私たちが認識するためのものなので、わかりやすいものを設定することが望ましいとされています。
その結果、自然とキーワードが含まれることがあるかもしれませんが、基本的には会社名や組織名、サービス名などを入れます。

当社のオフィシャルサイトのドメインも「www.lykaon.co.jp」となっており、会社名が入っています。

SEOへの影響は無いものの、わかりやすさの面では重要な部分なので、自由に決められるとは言え、しっかりと意味が通じるものを設定しておくことが望ましいです。

ドメインの年齢が長いほどSEOに有利?

ドメインの年齢、つまりドメインを取得してからの期間が長ければ長いほどSEOに有利かどうか?ということですが、これも実際にはSEOへの影響は無いようです。

評価されているのだとすれば、それは単純にドメインを取得してからの「期間」のことだけを評価しているのではなくて、運用状態が評価されているのだと考えます。

例えば、10年以上前に取得したドメインがあったとしても、運用実績が無ければ、それはただ存在しているだけのドメインとなります。
ドメインを取得してから1年以内の新しいドメインであったとしても、その期間しっかりと運用されていれば、それなりに評価を受けることが出来るでしょう。

ドメイン名の決め方

ドメイン名自体がSEOへ影響を与えることは無いので、基本的には自由に決めて問題ないと言えます。
その上で、考慮すると良いことをいくつか紹介させて頂きます。

出来るだけ短くなるようにする

好みの問題があるかもしれませんが、個人的には短いドメインが好きです。
何故かと言うと、覚えやすくタイピングが楽だからです。

単に短ければ良いということではなく、短い上で意味があるものだと尚良いです。

会社名やサイト名、サービス名などをドメインに含め出来るだけ短くすることで、ブランディングにも影響することがあります。
例えば、名刺などに自社サイトのURLを記載することがありますが、名刺を見てWebサイトに訪れる際は基本的に手入力でURLを入力することになるので、短くて覚えやすいドメインはアクセスの機会を作ることになります。
逆に、長すぎるとタイピングミスを招きやすくなるので、短いドメインの方が良いかもしれません。

サイトの内容に合ったトップレベルドメイン(TLD)を選ぶ

分野別トップレベルドメイン(gTLD)は基本的に何を選んでも良いですが、その中でも一番合っていると考えられるものを選ぶと良いでしょう。

属性型JPドメインの場合には、取得のために申請が必要になるので、該当するものを選ぶようにしましょう。
「co.jp」などの属性型JPドメインは、日本企業のイメージを持たせることが出来るので、信用性への影響も与えるとされています。

新しいgTLDドメインを使用する

最近では新しいgTLDドメインが使えるようになっています。
例えば「.tokyo」や「.nagoya」などがあります。
トップレベルドメイン(TLD)によって、地域やサービスを表すことが出来るので、こちらもブランディングに一役買ってくれるかもしれません。

2013年10月以降に追加された新しいgTLDは下記のICANNのページから確認することが出来ます。

ICANN
Delegated Strings | ICANN New gTLDs

ドメインが使えるかどうかの調べ方

本記事の冒頭部分でも書いたとおり、他と同じドメインを取得することは出来ないため、使いたいと思っても既に使われている場合は使用出来ません。

使いたいドメインが利用出来るかどうかは、いろいろなWebサイトで調べることが出来ます。
「ドメイン 探し方」などで検索すると色々出てくると思うので、調べてみてください。

基本的には会員登録などしなくても利用出来るものがほとんどで、検索窓に使用したいドメイン名を入力して検索するとそのドメイン名が使用出来るかどうかを確認することが出来ます。

使用出来ることがわかったら、実際にドメインを申請することになります。
ドメインの申請はドメインの登録申請を受け付けている事業者(レジストラ)から可能です。
多くの場合は、サーバーとセットで申し込むことが多いので、料金面や管理面、サーバーのスペック等を比較して選ぶと良いかと思います。

独自ドメインの方が良い?

Jimdoなどの無料サイト作成サービスや無料ブログサービスなどでは、アカウントを作成すると自動で無料のドメインが付与されます。
これらのサービスの無料ドメインは、SEOに有利なのでしょうか。
先々のことを考えると、独自ドメインの方が良いといえるでしょう。

独自ドメインのメリット

独自ドメインを取得しておくと、様々なメリットがあります。

  • サイトが消える心配が無い
  • SEO効果を引き継ぎできる
  • 専用のメールアドレスを使用できる

無料サイトや無料ブログでは、万が一サービスが終了してしまった場合、サイトの情報が全て消えてしまいます。
しかし、独自ドメインであれば、その心配は必要ありません。
一度取得してしまえば、基本的にずっと使用できるので、運用をしっかり行えばSEO評価があがります。
サーバーを変更してもURLが変わらなければ、問題無く以前のSEO評価を得ることが出来ます。

また、サブディレクトリやサブドメインを使用することで、元のドメインのSEO評価を引き継ぐことも出来ます。
ちなみにサブディレクトリとは、「ooo.jp/~~~」というドメインがある場合「/~~~」の部分がサブディレクトリと呼ばれる箇所になります。
サブドメインは、「aaa.ooo.jp」というような形のドメインになります。
「aaa」の部分がサブドメインになるということです。
これらの方法で作成したサイトは、元のドメインのSEO評価を引き継ぐので、新しくサイトを作成する際には、オススメです。

またドメインを取得することで、ドメインに紐付いたメールアドレスを使用することができます。
メールアドレスでは「@」以降にドメインが使用されます。
独自のアドレスを持つことによって、企業であれば会社の信頼性を得ることができます。
gmailなどのフリーアドレスは、結局の所Googleや元のドメインを所持している企業にデータが集約されてしまいますので、万が一の場合情報が流出する可能性もあります。
独自ドメインではそういった事はありませんので、特にビジネスのやり取りでは、一種のアドバンテージになるでしょう。

まとめ

今回はドメインについてSEOとの関係性も踏まえてご紹介しました。
実際には、SEOに大きな影響は与えないものの、対外的に与える影響があるものとして、よく考えて選ぶ必要があるものと言えます。
検索結果にも表示される部分なので、もしかしたら多少はクリック率に影響を与えるかもしれません。
新しいgTLDドメインなどは、名刺交換の際に話のネタになったりするかもしれませんね。

ドメインについて、雑学的な内容も多かったかと思いますが、Webに関わる者として知っておいて損は無いものかと思います。
日頃、あまり目を向けない部分かもしれませんが、普段見ているWebサイトのドメインをよく見てみると、意外と面白いかもしれません。

さらにSEOについて、詳しく知りたい方はこちらの書籍がオススメです。

いちばんやさしい新しいSEOの教本第2版 人気講師が教える検索に強いサイトの作り方〈MFI対 [ 安川洋 ]

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