2015/10/10

Yahoo!検索のSSL化でキーワードが取得不可に。解決方法を紹介

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ssl

少し前の話になりますが、8月12日、Yahoo!JAPANから、2015年8月18日より段階的に検索結果のSSL化を行っていくとの発表がありました。

「Yahoo!検索」SSL化のお知らせ

記事タイトルにもあるように、この影響により、Google Analyticsからどんなキーワードでの検索があったのか、情報取得ができなくなってしまいます。
このSSL化は、一般利用者にとってはセキュリティが向上して良いのですが、僕達Webマスターにとってはアクセス解析の精度に関わってくる問題なので、悩ましいところですね。
今回は、そんなYahoo!のSSL化による問題を、解決する方法を紹介したいと思います。

SSLとは?

まず初めに。
「SSLってよく聞くけど正直よくわからない」という人もいるんじゃないでしょうか。
SSLというのはインターネット通信を行うためのプロトコルの一種で、Secure Sockets Layaerを略して「SSL」と呼ばれています。

SSLを利用しているサイトはURLが「http://」ではなく「https://」で始まるのが特徴です。

簡単に言うと、セキュリティ強化がされた通信方式のことですね。
SSL=セキュリティが強い」みたいに覚えておけばいいと思います。

SSLの役割

SSLには大きく分けて2つの役割があります。

入力情報の暗号化

ユーザーが入力した個人情報などを暗号化をしてくれるのが1つの役割です。

組織の実在証明

Webサイト運営者が本当に存在しているのか確認が取れないとSSL化をすることはできません。怪しいサイトやなりすましサイトはSSL化をできないので、SSL化しているサイトは安心して利用ができるというわけです。これが2つ目の役割です。

キーワード取得ができなくなる

さて、このSSL化をすることでユーザーは安心してYahoo!を利用することができるようになりますが、困ったことに、思わぬところで僕達Webマスターに影響が出てきます。

SSL化によって入力情報が暗号されることで、Yahoo!の検索キーワードがGoogle Analyticsで取得できなくなってしまうんです。

つまり、どんな検索キーワードでアクセスがあったのかがわからなくなってしまいます

解決方法

この問題を解決するには、次の3つの方法があります。

  1. 常時SSL化をする
  2. Search Consoleを使う
  3. SimilarWeb PROを使う

どれもノーコストで全く今まで通りというわけにはいかないので、どこか我慢を強いられることになりそうではありますね。

常時SSL化をする

理想的な解決方法は、自らの運営するサイトも常時SSL化をすることです。
ただし常時SSL化を行うには、サーバー会社に数万円程度の料金を支払う必要があるので、コストが高めです。

Search Consoleを使う

Googleが提供しているSearch Consoleの[検索アナリティクス]という機能を使うことで、キーワードのリストアップが出来ます。
最近のSearch Consoleはかなり高機能になってきています。
この機能を使えば、どのようなキーワードで訪問があるのかを十分に把握することが可能です。

SimilarWeb PROを使う

競合分析ツールで有名なSimilarWebを活用することでキーワードの取得が可能です。
SimilarWebでは、GoogleやYahooが使用しているのとは異なるデータを使っているので、SSL化がされても変わらずキーワードの取得が可能なようです。

但し、無料版では10件までしかキーワードを取得できないので、使えるレベルのデータを取得するには、有料版のSimilarWeb PROを使用する必要があります。

まとめ

ということで、Yahoo!SSL化への解決方法にはいくつかあるわけですが、「コストをかけれるなら自サイトを常時SSL化」、「コストがかけられないならSearch Console」という選択肢になることが多そうです。

Yahoo!のSSL化は順次進めていくとのことで、現時点ではまだまだ大丈夫なようですが、準備はしておいた方が良さそうですね。

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