無料のA/Bテストツール Google Optimizeの使い方と日本語化

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google_optimize

Google Optimize(グーグルオプティマイズ)は、Google Analytics 360 suiteの製品シリーズの内の一つの無償版で、最近まではベータ版として招待制の形でリリースされていましたが、2017年3月30日から正式版に移行し、誰でも無料で利用が出来るようになっています。
Google OptimizeはいわゆるA/Bテストツールの類で、例えばWebサイトのメイン画像をAという画像とBという画像で切り替え、どちらが成果が良いのかを検証する、といったものになります。

正式版としてリリースされたことにより、今後使用者も増えてくると思うので、今回紹介したいと思います。

Google Optimizeで出来ること

A/Bテスト ページの複数のパターンをテストします。A/B/n テストとも呼ばれます。
多変量テスト(MVT) 複数の異なるセクションを含むパターンをテストします。
リダイレクト テスト 異なる URL またはパスで識別される個別のウェブページをテストします。

本記事では、サイト改善で行うことの多いA/Bテストを例に、紹介をしていきます。

Google Optimizeの日本語化

Google Optimizeはまだ正式に日本語対応がされていません。
英語ということで、導入をためらっている人もいるかもしれませんね。
実は、”hl”パラメータを使って「?hl=ja」とURLに追記することで、日本語化することができます。

以下のURLから日本語化したURLへアクセスが出来ます。
https://optimize.google.com/optimize/home/?hl=ja#/accounts/

※Google Optimizeの日本語化については、以下の記事を参考にさせて頂きました。
日本語でも利用できる Google Optimize を試してみよう

Google Optimizeアカウント~コンテナの作成

まずは、下記のURLからアクセスし、[アカウントを作成]を選択します。
account

アカウント名を入力し、[次へ]を選択。
create_account

コンテナ名を入力し、[作成]を選択。(コンテナ名は後から変更可能です)
create_container

Google Analyticsへのリンク

[Googleアナリティクスへのリンク]から[プロパティにリンク]を選択。
Google Analyticsへのリンク

Google Analyticsのプロパティとビューを選択し、[リンク]を選択。(検索も可能です)
リンクのプロパティ

スニペットの追加

Google Optimizeを利用するために、Google Analyticsのトラッキングコードを更新します。(Googleタグマネージャを利用する場合は不要です)
スニペットの追加

特にトラッキングコードに改変をしていなければ、出力されたトラッキングコードをそのままコピーで構いません。
トラッキングコードを改変している場合は、既存のトラッキングコードにga(‘require’, ‘GTM-XXXXXXX’);と追記して下さい。
snnipet2

[次へ]を選択して出て来るこちらのスニペットもコピーをして追加します。
Google Optimizeの追加

テストの作成

Google Analyticsとの連携が出来たら、テストを作成していきます。
Google Optimizeでテストを作成

テストの名前(分かりやすいもので構いません)とテストを実施するページのURLを入力し、テストタイプを選択します。
ここでは、ABテストを例にしたいと思います。
Google Optimizeでテストを作成

目標のタイプと、テストの説明などを入力していきます。
目標のタイプでは、コンバージョン、Pageviews(ページビュー)、Session Duration(滞在時間)、Bounces(直帰率)を選択することができます。
objective

次に、[新規パターン]を選択し、テストで使うパターン名を入力します。
Google Optimize パターン名の入力

新しくパターンが作成されると、Chrome拡張機能のGoogle Optimizeを使うように案内があるので、それに従い拡張機能をインストールしていきます。
Google Optimize 拡張機能

拡張機能のインストール後、パターン名を選択すると、ビジュアルエディタでサイト上の編集をしていくことが出来るようになります。
気になる要素を選択し、右クリックすることで、テキストや画像を削除したり、テキストを編集したり、HTMLを編集することが可能です。
Google Optimizeでの編集

編集が完了したら、[保存]-[完了]と選択し、[テストを開始]を選択します。
Google Optimize テストの開始

レポートの確認

テストを開始し、しばらくしたらレポートを確認してみましょう。(公式の推奨は2週間以上とのことです)
Google Optimize レポートの確認

指標が日本語に対応していませんが、マウスホバーすると次のような説明が出てきます。(直帰率を目標にした際の例)

Improvement 選択した目標についての、パターンとベースラインにおけるコンバージョン率(目標を達成した割合)の差。
Probability to be Best 総合的に見てそのパターンが最良である確率。
Probability to beat baseline あるパターンのコンバージョン率がオリジナル パターンのコンバージョン率を上回る確率。
Bounce Rate ページで何も行われなかった 1 ページのみのセッションのパーセント数。直帰の場合、セッション継続時間は 0 秒です。

Google Optimizeの使い所

Webサイトを運用していて、「これは消した方が良いんじゃないか?」「こっちの画像のほうが良いんじゃないか?」といったことがよくあると思います。
Google Optimizeを使うことで、実は無い方が良いと思っていた画像があった方が、良い成果を出していた、なんてことが分かるようになります。
つまり、仮説に対する根拠になるわけです。

また、例えば、企業などの組織内でも、こういった根拠あるデータを元に様々な交渉材料になってくるんじゃないでしょうか。

Google Optimizeを使えば、どんどんWebサイトを良くしていけるので、是非使ってみて下さい!

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