2017/10/3

Googleの無料BIツール Google Data Studioの使い方

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googe_data_studio

Google Data Studioとは

Google Data StudioというBIツールをご存知でしょうか。
Google Data Studioは、Googleが提供しているBIツールの一つで、元々は2015年5月にリリースされたGoogle Analytics 360 suiteという有償製品の一部でしたが、無償版での提供となったものです。
元々Google Data Studioは日本での利用が出来ていなかったのですが、最近になって日本でも利用が出来るようになりました。
まだまだ日本での使用率は高いとは言えませんが、無料の「使える」BIツールということで、気になっている人は多いのではないでしょうか。

無料版ということで、レポートの作成数は5個までと若干の制限があります。

BIツールとは
BIツールとはビジネスインテリジェンス・ツールの略で、企業に蓄積されたデータを収集して分析するためのツールです。
データベースに関する専門知識がなくても効果的なデータ分析が可能で、経営戦略やマーケティング分析に役立てることができます。

Google Data Studioで扱えるデータ

Google Data Studioでは、以下のデータが扱えます。

  • Googleアナリティクス
  • Google AdWords
  • Google BigQuery
  • アトリビューション360
  • Google Cloud SQL
  • Googleスプレッドシート
  • MySQL
  • DCM
  • PostgreSQL
  • YouTubeアナリティクス

Google Data Studio導入のメリット

Google Data Studioの最大のメリットは、GoogleアナリティクスやAdwords、スプレッドシートなど様々な場所に保管されたデータをひとまとめに確認できるということに尽きます。
自分一人だけであれば、データの格納場所がバラバラになっていても、自分さえ把握できていれば問題ないかもしれませんが、チームで動いている場合や企業の上層部への報告・共有の際にはデータはひとまとめになっている方が良いでしょう。
特に、後者の企業の上層部というのはデータ分析に関する専門知識を有しているとは限りません。
Google Data Studioは、誰が見ても人目でわかるように整形することができ、ビジュアル化することが出来るので、組織間で使用するには大きなメリットとなるでしょう。

サンプル紹介

Google Data Studioの利用開始時には、予めサンプルのレポートが幾つかあるのですが、利用イメージの参考に幾つか紹介します。

アクセス解析のデータ
Sample Acme Marketing Website

AdWordsのデータ
Sample AdWords Overview Report

例ではアクセス解析とAdWordsのデータがそれぞれ別のレポートになっていますが、ひとまとめにすることも勿論可能です。
Google Data Studioのレポートではページの概念があり、ページを増やすこともできるので、アクセス解析のページ、AdWordsのページと分けてしまうのもおすすめです。

Google Data Studioの使い方

ここでは、Googleアナリティクスのデータを読み込むことを想定して、使い方を紹介します。
まずは以下のリンクからGoogle Data Studioにアクセスしましょう。

Google Data Studio

Google データスタジオ
既存のサンプルをコピーして流用することもできますが、新しいレポートを作る場合は、[空白]を選択します。

1.データソースの選択

datasource
Google Data Studioに表示するデータソースを選択していきます。
まずは[新しいデータソースを作成]を選択して下さい。

connecter
次に、[コネクタ]から表示させたいデータソース(ここではGoogle Analyticsを選択)から必要なビューを選択し、接続します。

レポートに追加
次に、[レポートに追加]を選択します。

2.データの表示

データの表示
画像内赤枠部分から、レポートに表示させたいデータを選択していきます。

データの表示形式は以下のとおりです。

期間

期間
一般的な線グラフです。セッション数など時系列で見たいデータ向けです。

棒グラフ

棒グラフ
参照元ごとのセッション数など、量の比較をしたいデータには棒グラフがオススメです。

円グラフ

円グラフ
チャネルなど、構成要素の比率を見るには円グラフが適しています。

表
単純な表形式での表示形式。
セッション数に加えて直帰率を見るなど、クロス集計も可能です。

地図

地図
地域別のアクセス分布の確認には、地図形式が適しています。

スコアカード

スコアカード
数値のみを表示する場合に。例ではスコアカードを3つ並べています。

散布図

散布図
データの相関性を見るには散布図が有効です。

ブレットグラフ

ブレットグラフ
変形棒グラフのブレットグラフも作成可能です。

面グラフ

面グラフ
面グラフも作成可能です。

プロパティ

プロパティ
表示するデータを選択すると、プロパティを選ぶことができます。
例では指標が「セッション」となっていますが、例えばこれを「ページビュー」にすることも可能です。
また、フィルタ機能がついているので、特定条件でセグメント化することもできます。

図やテキストでレポートをわかりやすく

図文字等
Google Data Studioでは、図やテキストを自由に入力することが出来るので、レポートに補足を加えたりグラフィカルにすることができます。
特に、会社の上長への報告に使用する際には重宝する機能ですね。
パワーポイントの様な操作感で非常に直感的且つ簡単に入力することが可能です。

その他整形

他にも、簡単な配置(左揃え・中央揃え・右揃え)や、掲載順序を指定したり、フォントサイズや色などをかなり細かく指定することができます。
これらの機能を使って美しくわかりやすいレポートを簡単に作成していけます。

作成例

作成例
試しに自分でレポートを作ってみました。
グラフなどのカラー設定はそのままで、テーマのみ黒っぽい背景のテーマを選んでいます。
これはGoogle Analyticsのデータのみなのですが、AdWordsも運用しているので別のページにAdWordsのレポートも組み込むともっと良い感じになるかもしれませんね。

まとめ

Google Analyticsのみのデータを扱うのであれば、Google Analyticsに用意されている「マイレポート」でも良いかもしれませんが、Analytics以外のデータも組み込むことが出来るので、AdWordsや電話からのコンバージョン集計なども組み込んでいくにはこのGoogle Data Studioは非常に強力なツールになるはずです。
また、テキスト入力で補足などを入れられることから、Analyticsのみであっても、Webの専門家ではない相手へのレポートとしてはオススメです。
なにより、美しいですよね。アナリティクスのマイレポートはお世辞にも美しいとは言えません。
レポートにデザイン的な要素は決して必須要件ではありませんが、美しいに越したことはありません。

ただ、あくまでもこれは分析ツールのひとつです。
Google Data Studioでレポートを作ることが目的ではなく、そのデータを使ってどうするのかは、自分で考えて動かなくてはいけないということは、忘れずにいましょう。

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