2017/5/22

モバイルファーストインデックスに備えて準備しておきたいこと

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2016年11月 Googleから公式に公表された「モバイルファーストインデックス」。
公表されてから約5か月が経過していますが、正式にはまだ導入がされていない状態が続いています。

現時点では導入が2018年になるのではとも噂され、時期は未定でもGoogleが導入することは明確なのは間違いがないと言われています。

その為、まだ導入されていないからと安心!と安堵感を感じず、いつ導入されても「大丈夫!」と言えるようにしておく必要があると考えています。

そこで今回はまだ対応していない方はもちろん、モバイルファーストインデックスって実はちゃんと知らないという方に向けて、現在明確になっている対応についてまとめてみました。ぜひ、これを機に対応を検討してみてください。

目次

モバイルファーストインデックスとは?

「モバイルファースト」の言葉のとおり、スマホ向けのページを一番にインデックスするよというものです。

従来のインデックスは、PC(主にデスクトップ)向けのページをインデックスをしてGoogleはページの評価・順位付けを行っていました。
しかしながら、昨今の検索に使用されるデバイスはPCからスマホへと変化しており、スマホで閲覧した際にデスクトップ版で評価されているページを表示させるのはユーザーの検索体験をより良いものへとしたいGoogleにとっても矛盾をしていくようになってきました。
その為、Googleもユーザーの検索行動向上を高めるためにも、上記の対応に至ったと公表しています。

その為、今後はGoogleはスマホページをインデックスして検索順位のランク付けを行うこととなり、スマホ対応(以下モバイル対応)については、サイトを運営していく私たちにとっても必須の対応事項の一つと言えます。

モバイルファーストインデックスにおいて対応していかないといけないこと

では、私たちはどのように対応をしていけばいいのでしょうか?

対応は運営しているサイトの状態によって変わっていきます。
大きく言えるのは下記の5つの場合です。

レスポンシブデザインに対応しているサイト

レスポンシブサイトとは、ユーザー側のPC・スマホ・タブレットなど閲覧のデバイスサイズによって自動でサイズなどが切り替わるサイトのことです。
レスポンシブサイトの利点としては一つのURLやhtml/phpファイルのみで対応できるため修正なども効率良く運営ができるものとなります。

レスポンシブサイトで既にスマホで閲覧した場合にも主要なコンテンツの掲載やマークアップが対応済みの場合は特にする対応する必要はありません。

しかしスマホで閲覧された際に、主要なコンテンツが抜けていたりする場合は再度掲載を検討が必要でしょう。
今後はスマホページがインデックスの対象となるため、主要なコンテンツが抜けていると正しく評価されない可能性があります。

※主要なコンテンツとはユーザーのクエリ(検索する際に入力する語句やフレーズ)のニーズに合うようなコンテンツです。

しかしGoogleはUXについても重要と考えているため、ナビゲーションやフッターのテキストリンクなどの省略についてなど、あくまでユーザー体験をより良いものとすることは優先に考えて欲しいと言っています。

動的な配信に対応しているサイト

動的な配信に対応しているサイトとは、PCもスマホも同一URLで運営しているが、デバイスによって異なるhtmlを配信させる仕組みです。

例:通販ページで商品の一覧ページ
デスクトップは100件表示させているが、スマホは1ページあたり25件とし[もっと見る]場合は「次のページ」を表示させたり「タップして」コンテンツが表示される。

1ページあたりの掲載量を絞ることでページ表示速度についての向上が期待できるメリットがあります。

上記の対応をしているサイトの場合は、検索エンジンに適切なコンテンツがあるということを伝える必要があります。
「Vary HTTP ヘッダー」の追加をしましょう。

参考

動的な配信|Mobile Friendly Websites

既に上記の対応をしている場合は、特に対応をすることはありません。

PCとスマホで別々のURLで表示しているサイト

別々のURLで表示しているサイトとは
PCの場合は「http://www.example.com/」
スマホの場合は「http://www.m.example.com/」など別URLで運営している場合です。

モバイルフレンドリーが行われた際にも既に対応済みでご存じの方も多いかもしれませんが、PC向けとスマホサイトが別URLの場合検索エンジンに関係性をきちんと伝えるためには、下記のようなアノテーション設定が必要です。
設定することで、被リンクによる外部リンクの分散を防ぐ効果があります。

詳細は下記よりご確認いただけます。

これからの時代のモバイルSEOで意識をすべき7項目
これからの時代のモバイルSEOで意識をすべき7項目

既に設定済みの方はそのままで、設定していない方は早めに設定をしておくことをおすすめいたします。

またPCサイトには構造化マークアップをしているが、スマホは対応していない場合は、今度はスマホページがインデックスの対象となりますのでスマホページにもマークアップをしていく必要があります。

構造化マークアップについては下記よりご確認いただけます。

Schema.org JSON-LD
超簡単!schema.orgはJSON-LDで書こう

一部だけモバイル対応させているサイト

モバイル対応において経費やスケジュールなどの都合などにより一部のページだけをスマホ対応させている場合です。

モバイルファーストインデックスが導入された場合、スマホページがインデックスの対象となりますので、実際のページよりインデックスページが減少し評価が降下する可能性があります。
その為、可能な限り全ページスマホ対応を推奨いたします。

モバイル対応していないサイト

レスポンシブサイトに対応していないし、モバイル向けサイトなども現状は用意していない、このままではモバイルファーストインデックスが行われた場合に急激に順位が降下、または検索結果から姿を消すのでは?と不安に感じてしまっている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、Googleはデスクトップ版のサイトしか存在しない場合も、引き続きデスクトップ版のページをインデックスすると言われています。
慌てて不完全なモバイルサイトを作成するよりも、デスクトップで使用がしやすいサイトがモバイルで閲覧したユーザーにとっては利用しやすいと考えられます。
また部分的にも対応させた場合にも、上述の通り逆に評価を下げてしまう可能性もあります。

その為、焦って不完全なサイトや、部分的に対応させるのではなくしっかりと対応させてから公開されることをおすすめいたします。

実際の導入は2018年ごろ?

冒頭でも伝えましたが、モバイルインデックスファーストの導入は2018年ごろではないかと言われれています。
昨年11月に公表された際には、2017年の3~4月頃ではないかと噂されていました。

しかし、モバイルファーストインデックスへの移行はGoogleにとっても非常に大がかりなインフラ整備と言われており、またウェブマスターにとっても大きな影響を与えないようにゆっくりと慎重に進めていくと言われています。
今回、ご紹介した内容は現時点で明確になっている対応ですので、まだ対応していない方は出来る限りしておきましょう。

まとめ

モバイルファーストインデックスと言われていても、実のところはこれまでのモバイル対応とそこまで大きな変化はなさそうな印象です。

大事なことは従来通り、以下の項目であると考えられます。

・UXを考慮したサイト
・ユーザーのクエリに対してのコンテンツの掲載
・適切なマークアップ
・外部リンク

いかにユーザーにとって利用しやすいサイトであるかを考え制作・運営していくことが大切で、Googleの目標としている「ユーザーファースト」という考えを意識していくことが必要だと思います。

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