2015/10/10

SEOエンジニアのwebサイト制作、企画設計の段階で取り入れるべき手法

区切り線

20150219

2015/02/18ベースキャンプ名古屋で行われてたWebディレクターのための「Webサイトの設計」セミナーにいってきました!
http://kokucheese.com/event/index/261610/
今回のセミナーはCSS Nite in SAPPORO, Vol.13で行われた内容です。

充実したコンテンツがあるサイト設計を行う事ができれば、上位表示しやすいサイトを制作する事ができます。充実したサイト制作をしていくためにSEOエンジニアとしてあえて「Webディレクターのための」セミナーに参加しました。

webサイトの設計について学んだ事や感じた事についてSEOエンジニアからの視点も含めてお伝えします。
より良いサイト制作のために参考にしてもらえたら幸いです。

セミナー概要

講師は有限会社リーグラフィ 水越 佑介さん(@yumizu)
http://www.regraphy.com/

WACA 公認 上級ウェブ解析士という資格をお持ちの方です。
優しさが肉体から滲みでているといった印象の方でした。

今回のセミナーではwebサイト設計の方法について企画と組み立ての2つにわけてわかりやすく説明していただきました。

「企画」

  • 市場調査
  • コンテンツキーワード
  • ユーザーインタビュー
  • ワークショップ

「組み立て」

  • サイトの全体像
  • サイトマップ
  • ディレクトリ作成のコツ
  • ページの画面設計
  • ワイヤーフレーム/デザインカンプ
  • プロトタイプ

この中で特に印象的だったポイントをハイライトしてお伝えします。

市場調査

クライアントの要望に正確に応えるにはクライアントが扱う商品、サービスを詳しく知り、エンドユーザーのニーズを知っておく必要があります。

そのために市場調査は必要不可欠なんですが、ネット検索だけで終わらせてしまってはよくありません。

便利だからといってネットだけで済ませてしまうと情報が偏ってしまいます。
また、検索して調べた情報と市場の状況とが必ずしも一致するわけではありません。

市場調査はいろいろな方法で

関連の雑誌を読んだり、家族や友人などサービスを利用しそうな人に聞いたり店舗がある所なら直接お店に行って調査をするなど工夫してしっかり市場調査をする必要があります。

手間もかかるしついつい疎かになりがちですが、広い視野で市場調査を行う事でより正確にクライアントの要望に応える事ができるようになります。

SEO対策をしていると検索結果の競合に意識が向きやすくなりますが、実際の競合は店舗の周辺も含まれます。

そういった、競合店との差別化を図れるコンテンツ作りを考える事ができれば検索エンジンにも評価される良質なコンテンツが作れるようになります。

クライアントと一緒にワークショップを作成

クライアントと一緒にワークショップを作成

ワークショップとは?

ワークショップとは司会進行役を中心にサービスや商品を体験したり、ディスカッションする事です。
web制作の現場ではペルソナやジャーニーマップ、マインドマップの作成が取り入れられてます。

ワークショップの実践方法はこちらをご覧ください。
http://www.lykaon-search.com/seo/contents/post-504/

クライアントと一緒に行うメリット

  • 打ち出すべき情報が明確になる。
  • UXD(ユーザー体験デザイン)が考えやすい。
  • 良質なコンテンツが作りやすい。
  • クライアントのやる気が向上
  • 打ち合わせの回数が減り、サイト制作の効率が上がる。

制作サイドよりクライアントサイドの方が商品やサービス、エンドユーザーの事を深く理解しています。
そのためクライアントを含めてワークショップを作成する事でサイトで打ち出すべき情報が明確になります。

ポストイットを使ったワークショップはwebサイトのデザインを切り離しコンテンツだけに焦点をあてて構成を考えられます。

UXD(ユーザー体験デザイン)を考える上では重要なファクターの一つです。
SEOの観点から考えても様々な意見が出る分、検索エンジンに評価されやすい良質なコンテンツが容易に作れるようになります。

クライアントと一緒に行うワークショップは時間も労力もかかって大変ですが、一緒にワークショップを作成する事でクライアントのやる気が向上し、サイトが完成した時の顧客満足度が上がります。

クライアントを含めて議論をしておく事で最終的な修正や打ち合わせの回数が減らせるため、サイト制作の効率が上がるのが最大のメリットです。

クライアントとワークショップを作成する際の注意点

可能であればクライアントサイドのウェブ担当者だけでなく他部署の人も含めてやると良いです。複数の人にも参加してもらう事で、いろいろな視点から意見が出てより良いサイトが作れます。

また、様々な人を交えて制作に参加したという共有意識を持つ事でスムーズに制作を進める事ができます。

実際にワークショップを作成するとしたら

クライアントサイドの複数の人達とワークショップを作成するというのは、時間都合を考えるとできない事もあるかと思います。そこでもっと簡易的にワークショップを取り入れられないか考えてみました。

スプレットシートを代用してワークショップを行えば、スケジュールが合わなくても場所が離れていてもワークショップを作成する事が可能です。

実際に会って議論を交わした方が良いのですが、時間都合によってはスプレットシートを代用する方法もオススメです。

ユーザーインタビュー

ユーザーインタビュー

エンドユーザーにインタビューする

webサイトはエンドユーザーの為に存在します。
エンドユーザーが満足するものを作る事が出来れば、クライアントも満足してくれます。
そのため、企画段階でエンドユーザーの声を聞いておく事が重要です。

エンドユーザーの意見を直接聞く事でUXD(ユーザー体験デザイン)を明確にする事ができます。

一人だけでもインタビューする

インタビューは大規模なものになると費用も時間も必要になってきます。
そこで対象とするペルソナを決めて少人数でもインタビューする簡易的な方法もあります。

セミナーでは、札幌にあるPMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)を題材として扱っていていました。

ぺルソナは下記のような簡易的なものでOK

  • クラシック鑑賞を趣味にしている
  • インターネットの操作にも慣れている
  • ターゲットユーザーに近い人物

インタビューする際は、できるだけラフな雰囲気で行って下さい。

実際にインタビューするとして

制作サイドからエンドユーザーに直接インタビューする方法はあまり実用的でない気がします。クライアントが許可を出してくれなければインタビューはできません。

簡易的な手段としてアンケートツールを使用してエンドユーザーの声を集めた方が現実的な気がします。

セミナーを受けてから

セミナーの中で市場調査、ワークショップ、ユーザーインタビューの手法が紹介されましたがどれも制作の企画段階で活用すると良質なコンテンツが作成できて良いと感じました。
ただ、実際は市場調査やユーザーインタビューの実施は困難な場合が多いと思います。

その中でも一番実施できそうだと思ったのはワークショップの作成です。
直接会ってワークショップを作成するのは難しくてもスプレットシートを活用すればいつでもどこでもディスカッションが可能です。

クライアントサイドが最低限PCの入力スキルが必要になりますが、質が高くSEOに強いコンテンツ作りのために、活用できる事は試していきたいと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

区切り線

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。