2016/1/21

直帰率を下げるための対策方法

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Google Analyticsを見ていて気になる指標の一つが直帰率です。
直帰率が高いとどうしても不安になってしまうと思います。
この記事では、直帰率という指標についての解説と、その改善方法を紹介します。

▼目次

直帰率とは

Google Analyticsで用いられる指標の一つ、「直帰率」。
これは特定のページに訪れたユーザーが、サイト内を移動せずに離脱をした割合です。

検索エンジンからサイトを見たユーザーが、直ちに別のページに移動した時に上昇し、直帰率の割合が多ければ多いほどホームページ本来の役目を果たしていないと言えます。
分かりやすいよう下の例で説明してみましょう。

例えばユーザーが検索した結果、”A-5″というサイトがヒットしました。
その後・・・
直帰率

1の場合、TOPページから移動して他のページを閲覧しているため、直帰率が上がることはありません。
しかし2の場合では、TOPページにアクセスしただけで別サイトへ離脱をしてしまっているので、直帰率が上がってしまいます。

この様に、サイトにアクセスしても何も見ずに離脱をしたユーザーの割合が直帰率という指標となります。

直帰率の目安

おおよその目安として、商業サイトでは20~40%まで減らすことができれば十分でしょう。

例外として1ページに1つ有益な情報を掲載している「nanapi」のような情報サイト、あるいは1ページで商品を宣伝するランディングページでは、直帰率の低さよりも長い平均ページ滞在時間の方が望ましく、全てにおいて直帰率の低さが良いとは言えません

サイトタイプ別の直帰率

各ホームページの直帰率については、個人的な感想ですが以下が目安となります。

  • ポータルサイト:10%~20%
  • 別途通販サイトがある商業サイト:20%~40%
  • 1つのサイトで内容が完結するサイト:40~60%
  • ランディングページ・情報サイト:70%~80%

このように外部へのリンクにアクセスするかどうかなど、サイトの目的によって直帰率の目安も大きく変わります。
外部の通販サイトなど、別サイトに飛ぶ必要のないサイト(汎用サイト)の場合は、おおよそ40~60%の直帰率を維持することができれば大丈夫でしょう。

もっとも、直帰率が下がるほどユーザーはサイトについて、多く見ていることになります。
直帰率が少ないほど良いサイト』というのもまた一理と言えます。

直帰率を下げるには

直帰率が高い場合、ページに何らかの問題を抱えている可能性があります。
次の項目を確認してみましょう。

1.タイトルとページ内容がミスマッチしていないか

直帰率に繋がる原因の内、最も多いのが、検索結果上に表示されるタイトルと、実際の内容が異なる(またはそう判断されてしまう)場合です。

例えば、検索エンジンに”万引き 捕らえる 動画”と打ち込んだ結果
『万引きを確実に捕らえた瞬間を集めました!』というページが出たとします。
しかし、いざクリックすると内容は・・・。

  • 防犯カメラの紹介ページ
  • 万引き防止には防犯カメラを取り付ければいい
  • その防犯カメラはここがオススメ

このような内容では、ユーザーはタブを閉じてしまうでしょう。

それはなぜか。この検索結果でユーザーの求めている内容に対し、内容が大きく異なるからです。
この検索結果の場合、テレビなどでたまにある万引きGメンの活躍について見てみたい。
あるいは実際に万引きをして、警察にバレる瞬間が動画としてアップロードされたもの(ない方が良いですが、探すとあるものです)を求めているのです。

そのようなユーザーの期待を裏切る内容では、直帰率も上がってしまいます。
もしも例に挙げたサイトにふさわしいタイトルにするならば・・・。

  • 万引き犯を捕らえる防犯カメラ。その秘密とは?
  • 万引きの瞬間を捕らえたカメラの映像。高画質すぎないか?

と言った具合でしょう。
2つめのタイトルは煽り気味なので商業ページにはオススメできませんが、アフィリエイトを主軸として動くサイトにはよく用いられているタイトルの付け方です。

2.記事と関連する記事や導線はあるか

分かりやすく言うと「記事が1ページで完結していないか」という話です。
昔は記事の最後に「戻る」ボタンが付いているだけのサイトをよく見たものですが、このように1記事に1つの情報しか載せていない場合、ユーザーは情報を得ただけで満足し、直帰してしまいます。

よって関連記事を記事の最後やサイドバーに入れるのは、直帰率を減らす上で有用な手段でもあります。
ただし、関連記事を設置する上でいくつか気をつけるべきポイントもあります。

  • 記事の内容と関連記事がリンクしているか
  • ユーザーにリンクとして認識されているか(デザイン扱いされていないか)
  • 『見てみたい』と思えるタイトルになっているか
  • 関連記事で記事そのものの読み込みが遅くなっていないか

いずれも構成の問題ですが、読み込みと見やすさに関しては運営者が欲張りすぎた結果起きる問題です。
詳しくは下で説明しますが、欲張らない程度に関連記事やコンバージョンに誘導するための導線を作ることで、40%近く直帰率を減少させたケースもあります。

ページの読み込み速度が遅くなっていないか

読み込み完了まで5秒以上かかるとページのリロードが行われる、あるいは別のページに移ると言われています。

せっかくの記事も読まれないのでは、コンバージョンに繋がりません。
ユーザーの閲覧環境にもよりますが、ストレスを感じさせてはせっかくの良い記事も台無しです。

例えば関連記事の場合、テーブルを組んだり画像を使ったりして記事を少しでも多く、見やすく表示させようした結果、読み込み速度も遅くなってしまうケースもよく見かけます。

読み込み速度を改善するためのツールとして、Googleが提供している
PageSpeed Insights」を活用するのも1つの手でしょう。
いずれにしても、読み込み速度が短いほどユーザーの直帰率は減るものと考えて間違いはありません。

記事の構成・内容が整っているか

記事の構成自体が分かりにくいもの、あるいは記事が読みにくいデザインではユーザーも見る気が失せてしまいます。

記事構成では起承転結を細かく確認しましょう。
そして「細かいけれど途中で切られる記事」よりも「文法におかしさはあるものの、最後まで目を通して頂ける記事」を目指しましょう。

さらに文字サイズやホームページそのもののデザイン。強調などのメリハリやフォントの違いで見栄えも大きく変わります。

また、検索エンジン「Bing」がリンク色を#0044CC(青)に変えたことでクリック数が増加したという背景から、同様のリンク色にすると直帰率が下がるという噂もあります。
デザインを考える際には頭の片隅に置いておくと良いでしょう。

ユーザーを偽らず、有益なホームページにする

直帰率を下げるためのコツはユーザーを偽らず、有益なホームページにすることです。
コンバージョンのために商品の宣伝を必死に行えば行うほど、ユーザーは離れてしまいます。
商品の性質と得たときのメリットを説明し、その上でコンバージョンに繋げてこそ、直帰率を下げ、利益に繋がると思います。

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